ラグランジュの未定乗数法

Takami Torao
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概要

ラグランジュの未定乗数法 (method of Lagrange multiplier)制約付き最適化問題で極値を求めるための手法である。ある 1 つ以上の条件 の下で関数 が最大値/最小値を取ることを式 () のように表す。ここで maximize または minimize を目的関数、subject to を制約式、制約式を満たすすべての変数の組を実行可能解と呼ぶ。

Fig 1 は式 () を幾何学的に表している。で示した目的関数 においてで示した制約式 を満たす実行可能解は、それらの交差する水色の曲線である。ラグランジュの未定乗数法はこの曲線の極値となる を求める。

個の変数 に対し 個の条件のもとで関数 を最大化する について考える。

ラグランジュの未定乗数法
Fig 1. 条件付き最適化問題の幾何学的解釈

を導入して関数 を以下のように定義する。ある極値 が条件 を満たすのであればが成り立つ。ここで ラグランジュ乗数ラグランジュ関数と呼ぶ。実際の関数 をこの微分方程式に適用して解くことで極値となる の値を得ることが出来る。

適用例

多項分布の推定において、対数関数 の極値を求めるときに となる問題をラグランジュの未定乗数法で回避している。